当社×町内会の取組みスタート その他

こんにちは。

JPRESERVEの宮本です。

今年の夏は厳しい暑さでした。それはもう会うゲストが全て口をそろえて、京都は素晴らしかったが暑いという印象が最も強い。と口をそろえて言います。色々あった夏でした。

◆当社から町内会に属する民泊への取組み。

これまで、民泊を開設する目線で色々と書かせて頂いておりましたが、本日は民泊を受け入れる町内会の悩みについて書きたいと思います。今回は西九条池ノ内町のことです。

こちらの町内には既に複数件民泊(簡易宿泊所)があり、6月15日以前は違法民泊もありました。6月15日以前は良く分からない民泊はあるけど、なんとなく迷惑がかかっていないので、ということでなんとなく町内は民泊という存在を意識しつつも共存してきました。ところが、6月15日以降、突如としてこれまで安定していた状況が一変し、町内に不法投棄された家具が目立ち始めました。そうです、違法民泊の取締を恐れ、撤退業者がなりふりかまわず屋内の家具を町内に大量に投棄し、町内の方たちがその対処に追われたのでした。それからというもの、町内の民泊に対しての意識は一変し、町内として民泊とどのように向き合うか意識の高まりが生じました。池ノ内町では既に私が淡々と運営をしている施設もあり、町内が盛り上がっている状況を見ていました。

最近では、様々なデベロッパーさんが許可を取得して売買し、その後、所有者が変わると共に許可名義を変える販売手法をとっていましたが条例変更によってそれもままならない状況となり、その相談が特に池ノ内町では多く、具体的に当社で管理運営を行う形でオーナーチェンジを行う案件の説明会を開催致しました。そのような中でこれまでの、そしてこれからの町内会の苦労がわかりました。

>>お話しは変わりますが、町内会の悩みです

 

・町内に存在する民泊に対して、共通のルールとモラルの徹底を図ることが容易では無い。

・民泊が多すぎて、対応窓口の組長さんが疲弊。

・民泊それぞれのオーナーの意識の濃淡があり、町内の要望について容易に理解いただけない。中には喧嘩ごして言われ、つらい・・

・町内全てが高齢者で、町内活動の維持、統制に限界が生じている中、どうしようもない民泊のオーナーと対峙するのはとんでも無くしんどい

・上記が1件だけならまだしも、整理する施設が5件以上などになってくると、とても精神的に重たい・・・・・

基本的には町内会はボランティアであり、便宜を得られる特典もなく、地域コミュニティーの維持を各町内会で持ち回りで行っています。そんな中、初めて当社の運営方針を皆見て頂いていて、それらの運営方針に統一頂けないかとご相談がありました。当社がやっと地域に貢献できる機会がやってきました。

当社でもこれまで町内会と連携して、地域とともに民泊が歩む方法を個別に施設単位で行っておりましたが、複数の施設を共通の運営方針で統一し双方笑顔になる形を模索したいと常々思っておりました。

池ノ内町に存在する民泊施設に対して働きかけ、話し合い、地域と共存、共栄できる民泊として、組織対組織のお付き合いに昇華させれるように地域の方と頑張ってみようと思います。当社がずっとやりたかった「町内会単位で民泊に対する共通のルールづくり」を初めて始動できる機会です。

これも迷惑をかけない為ですが、町内会との協定書では無く、運営方針を町内会宛に提出する形を取り、徐々に町内に所属している他の簡易宿泊所の経営者へまずは動いてみたいと思います。1年程度は取組んでみようと思いますが、結果はまたお知らせしたいと思います。

 

本日、池ノ内町に運営方針を提示し、活動開始です。またお知らせします。

 

◆地蔵盆

地蔵盆は子供たちと町内会に必ずあるお地蔵さんが年に一度会話する日。

それにしても、子供が一人か二人しかいない町内会で、とてつもなく盛大な会場で、キリン一番搾りが大量に設置されているのは、、、大人のお楽しみ会になっているのは。。。。

楽しければ、それはそれで、いいんでしょうね ^^) _旦

今年も、あまりお手伝い出来ませんでしたが、出来る限りお手伝いをさせていただきました。

皆様、わざわざこんな当社に御礼頂き、本当にありがとうございます。

来年も出来る限り協力していきたいと思います。

当社のゲストも混ぜて頂ける町内様もいらっしゃいまして、それはそれはゲストにとっては大変貴重な京都の思い出を持ち帰り頂けました。

本当にありがとうございます!

 

それではまた。