リスティングの掲載が泊まりたく、無くなるような内容ばかり

こんばんは。

JPRESERVEの宮本です。

11月の繁忙期を前にして、少し静けさが当社にもやって参りました。殆どの同業者の方が「11月が来ますね~・・・」とともに、12月上旬から中旬の閑散期を除き、年末年始の強烈な時期がやってきます。当社はシーズン問わず稼働率は80%を落とすことが有りませんが、このシーズンが怖いのは、高単価で予約が獲得できるので、わがままなお客様が多いシーズンです。そもそもAirbnbなどの民泊サイトを主力としてますが、この時期はBooking.comの露出強化も相まって比重が傾きます。何が起こるかというと、高級ホテルと思って来てしまうんです。もともと民泊は相互の信頼関係を前提にした商流があり、お客様もある程度、こんなもんですよね、という認識で安く泊まる訳です。しかし、この時期は違います。そもそも安くお得に民泊を選んで素敵な旅行にしようと思う、そんな素晴らしい人はこの時期に旅行をすることを控えますので、行楽に行く私達日本人と同じような感覚で宿を選ぶ人が、ホテルが取れないために仕方なしに民泊に流入してきます。そして、このシーズンのお客様は髪の毛やホコリが家に落ちていようものなら憤怒し、返金、リロケーションを要求するレベルの高いユーザーで、高価格に見合うものを要求してきます。

はぁ・・・とため息をつくのは、そういうストレスがこの時期には有るんですね。きちんと清掃も滞在に必要な充分なご用意をしても、満足しない方が大変多く来られます。毎日掃除が有ると思っていた!!すぐに掃除に来い! 等々、募集している条件以上のことを普通に求めてくるし、それが実現しないと怒っちゃって、一日対応に苦慮するなんてことも日常的に発生する訳です(笑)

今回もコアな皆様に御紹介です。

 

◆リスティングに強烈な表記を当社は行っています。

 

そうなんです。

 

今後の2大、行政の民泊の重点指導項目が対面対応とゴミ、なのは皆さんご承知の通りですね。攻略していくことを考えないといけないという意識では捉えないでくださいね(笑)

対面対応を行うとなると、必然的に深夜の対応は経営を圧迫します。そうなると、22:00以降のチェックインはそもそも受付できないという方針にたどり着きます。まともな会社なら・・・。まともな会社であっても、深夜のチェックインは殆どの会社が翌日の朝に宿泊名簿の回収とパスポートの写真を収集しにいく。この、深夜にキャリーバッグをガラガラ、、という事象を最も防がないといけないのですが、その時間帯は社会通念上に働かせることは望ましくない時間帯となります。ここが多くの経営者を悩ませる所ですね。まともな企業なら、重点的に配慮をしなければいけない問題です。

我ながら凄まじいことを書いています。22時以降は待機時間×4,000円、そこまでするかぁ・・・という内容です。

 

それだけでは終わりません。。。。

 

◆ゴミの分別は出来ていなければお客様に追加料金を当社は請求しています。

こんな、えげつない表記をすることを最初は戸惑いました。掲載後に「ゴミの分別がわけわかんないからキャンセルする!」など、言われたことも多数です。それでもやるしかない。

それでも予約は入ります。

そしてチェックイン当日、恐らく、私達の注意事項は半分くらいのお客様しか事前にきちんと確認しません(確認している人は本当にすごいマナーの良いお客様です)そんなお客様にゴミの分別を説明すると「Fuck・・・Oh my god」といってしぶしぶ協力してくれています。屋外での騒音問題、パーティー自粛などよりよほどお客様にとって予想しえない次元の指導(滞在時の注意説明)でしょうね。

 

それでも予約が入ってくれている。どこまでお客様に滞在時の苦労を強いるか、これ以上は限界に思います。それでも、当社の管理施設に泊まって喜んで頂けることは大変ありがたいことですね。

 

当社の告知内容は、他社さんが行うことの無い異質なものなので、予約の入り具合にも大きく影響しています。そしてAirbnbで推奨するスーパーホストはセルフチェックインが出来る施設を条件にしています。何故、一生懸命厳しい法令に対応する事業者が損をして、ユーザー目線に特化し、法令を守らずの施設が優遇されるのでしょうね。そんなこと言っても、誰も助けてくれないですし、悔しいですが、頑張るしかありませんね。

宿泊施設のすばらしい宣伝文句を色んな事業者さんはまず書いていますが、当社はチェックインの時間を固定することと、ゴミの分別のことを書いています。お客様にとってはどう印象を与えているかわかりませんが、それでも予約は入ってくれる。

時々、なんで当社を予約するの?と思うくらい、自分でも疑問に思いますが。それでも当社の管理施設に宿泊することを楽しみにしている人がいる訳ですから、これからも必死に頑張りたいと思います。時々、思います。。。。お客様はなぜ「こんなに制約が多い弊社の施設を予約したのか」、無論こんな制約の多い施設は私自身なら予約しないと思います。今は自分でしているから当たり前に思えますが、当社の施設ははっきり言って、他に比べて過剰な要求をお客様やオーナー様に強いています。

この人にここまで言われたら協力しようかな?ひと肌ぬいでもいいかな?と思える時ってありますよね?それを毎回感じて頂けるように、私達は頑張ってやるしかないですね。スタッフの皆も頑張って今日もゴミの分別をサンプルを持って説明します・・・

最近「ゴミを持ち歩いてチェックイン対応に行きたくない!と皆言い始めました」

そんなこと言わずに、私が丹精込めてどこに出しても恥ずかしく無い、美しいゴミなんだから。となだめて今日もがんばります。

 

それではまた。