駆けつけ要件の 撤廃要求?

こんばんは。

JPRESERVEの宮本です。

 

久しぶりに最近の京都市の民泊動向はどうかな?と思い、インターネットを見ていました。

古い記事なんですが、何か論点が違うなと思った次第です。

https://this.kiji.is/407170000869262433

 

駆けつけ要件が厳しくなったのは、法令通りにきちんと運営せず、投資材料として各々がブレーキを踏まなかった業界全体が悪い。それは曲げられない事実です。

赤信号をみんなで渡っていたことをまず自らを鑑みて反省しかるべき。赤信号守ってますけど、ちょっと赤信号の時間長すぎちゃいますかね?必要以上に待たされるし、そこまで必要では無いですよ。事故や近隣からの通報も無いし、現にみんなそれは必要無いと言っていて・・・署名も持ってきました・・・ホラね!

 

やってからの主張だと思います。

 

そしてまだまだ赤信号を渡っている方は、文句を言うべきことでは無いと思っています。

山の手線のドアが駆け込み乗車の弊害により、ドアを強制的にしめるようになりました。守らないおたくらが悪い。そういうもんだと思います。

 

しかし、法令を遵守し頑張って努力して守ってきていた組織なら言えたことがあったかもしれません。

 

それは、旧来の法令で保証されていた権利が法令によって奪われている人がいるということです。

例えば、当社では、もともと旧要件で運営し、地域住民から歓迎されお花を植えてくれるような施設があります。

しかし、そこはポツンとした住宅街で主要な駅からも離れており、「え!こんなところに」というぐらい、本当にポツンとした民泊があります。

利益だって薄利です。しかし、5年、10年を見て長い目で経営をしていくことを前提にして経営を委託している素晴らしいオーナー様が当社にはおります。

 

他の事業者が絶対対面チェックインなんかしたら儲からんやろ!と笑われる時でも、それを実施することに賛同されましたし、24時間監視にもお金を使ってきました。そして、何よりも、地域への貢献も、実働だけではなくお金も使っているんです。他の民泊が町内の離れた所にあって、連絡が取れないからどうにかならないか?など、地域からの相談にも何度も乗りましたし事業者にも掛け合いました。行政にだって協力も仰ぎました。

迷惑行為も起こさず、京都の民泊のイメージとかけ離れた優良な施設であることで周囲に認知されている施設が、旧来の法に則って運営することで十二分に周りから愛され、そして法令で保証されていた権利が奪われるのは、どうなるのでしょうか?ほんと、このオーナーさんの気持ちになるとやるせないですよ。

 

京都中の民泊がこういう誰から見てもきちんとしている状態なら、この駆けつけ要件の撤廃の主張なんて絶対に通ったはず。というか、条例改正が無かったでしょう。

これは明らかに旧来の法令で頑張った施設が、権利を奪われていると感じます。守っていない人だけに適用してほしいと正直、オーナーさんは思っています。

 

しかし、悪いことに、少数が法を一生懸命ルールを守り、多数が法令の穴や整備されていないことを知りながらやってきた。

人材派遣は昔は違法でした。しかし、女性の社会進出や社会の情勢によって合法化されてきました。それとはまったく主旨の違うことです。「旅行者増えてるし世界的な情勢がそうなってんねんからガンガン行く!!京都市は空き家対策で民泊応援してるんやから、絶対なんも言わへんよ!」という風にあたかも行政が応援していると勘違いしてしかやってこなかったですよね。実際に、去年の9月頃とか、色んな場所でそういうことをいろんな場面で聞きました。そして、「おたく対面対応してんの!へぇ~すごねっ」と鼻で笑われてきました。「ただ、早く民泊の許可とらんと周辺説明が義務付けられるから、10月までに許可とったもんがちやで!」と言って、去年の夏位に色んな物件をねじ込んで売っているのを横でしら~っと聞きいたりもしました。皆さん、息巻いていた頃を思い出してください。。。。思い当たるでしょう?こうなると思っていなかったでしょう?

 

法令を守るには人員の配置が不可欠で、要は皆、収益だけを追い続けてきた。

迷惑行為を起こしていて、現在も法令を守ってない(可能性がある)のであれば、こんな主張をされても、そりゃ誰だって聞きませんよ。よくこれが新聞記事になったなと。と、個人的には思います。報道されるかたも内情や法令の表面的なことしかわからないので仕方ないのですが、社会全般的な見方で大阪や東京、ひいては日本全体を見るとそう書きたくなるのもわかりますが、よくよく調べる人が調べれば・・・おわかりでしょう。足を運んで実際はどうなのか調べてレポートすれば法令違反が日常的な業界であることが伺えます。あまりに量が多いので、それが社会一般的な通例・・・として捉えてしまうのは致し方ないかもしれませんね。

 

当社で働く中国人スタッフが言ってました。中国人と似たような考え方を持つ人も日本にはいるんですね。。中国には法律を真面目に守るのはバカだということわざがあるように、起業家や一般の企業でも根底にこの考え方があることが多い、いかに法の隙間を通っていくかを優先して考える風潮があるし美徳である。今の京都の民泊を取り巻く人間はそれに似ているし、もちろん中国人もそれに乗って商売をしていますが、やってることは似ていますね。宮本さん。宮本さんの会社だけ損してないですか?

 

京都の業者なら、売買の可能性がある物件には、周辺も含めて年始やことあるごとに手土産持参して顔色伺いします。分厚いタオル持ってきます。今からそれを民泊の回りでも、もう一度してみたらどうなんですかね。なんで、去年の10月に切り替わるチャンスがあったのに掴まなかったのか不思議です。充分時間もお金もあったでしょうに。テレビの報道を第1号で起こした時に気づけばもっと良かったでしょう。

笑い返したい訳では無く、もう遅いかもしれませんが、2020年の3月までにもう一度、京都に頭を下げて、立ち返ってやってみませんか?きっと京都らしい民泊があるはずですよ。

条例改正によって物理的な制約がつきましたが。旧条例で定性的だから守っていないこと、守っていないことが行政にも住民にもわかりにくいことを、もう一度見直し、私達のポリシーとして皆でやってみませんか?私達が民泊の素晴らしさをもう一度再認識させるんだという意識の切替でやってみたら、そしたら京都の皆さんも、もう一回見直してくれるかもしれませんよ。

簡単なことです。18時で従業員を帰さず、もう1ライン組織のコアタイムを設けましょう。宿直・・・しましょう! 緊急連絡先・・・絶対繋がるようにしましょう!(繋がらなくても折り返しできるように転送を沢山かけましょう!)

セルフチェックインの素敵な端末。撤去しませんか?結局、そのチェックインのお手伝い、住民さんがしてるんです。

 

 

届かぬ思い、届いてほしいな~

 

 

と、思った次第でした。

【レビューが全て】信頼で成り立つお仕事

こんにちは!

 

JPRESERVEで働かせて頂いているJimpeiです。

 

今回でブログに記事を書くのは2回目ですね!

【祝九条 梅オープン】ぼくのJPRESERVEでの楽しみ

 

前回は自己紹介がてらこのような記事を書かせて頂きました。

 

 

そして、今回は以前から思っていたレビューについて書きたいと思います。

 

 

そもそもレビューとは??

ぼくが思っていることを書く前に、レビューの説明をしたいと思います。

 

 

簡単にいうと、「評価」のことです。

 

 

この宿泊業の業界では、「実際に泊まってみてどうだったか?」という観点で評価がなされます。

 

 

他にも、Amazonの商品には必ずレビュー欄が設けられていて、その商品を実際に使った人が評価をしています。

 

 

ちなみに、泊まったゲストがぼくたちのことを評価するだけでなく、ぼくたちもゲストを評価するんですよ。「このお客さんはどうだったか?」という感じです。

 

 

なぜレビューが大事なのか??

これは、自分自身が泊まるところを探すとき、またAmazonで何か買おうとしているときのことを想像して頂いたらわかるのではないでしょうか。

 

 

みなさんはこのようなとき、どういう基準で選択をしていますか??

 

 

宿泊場所であれば、設備やロケーション(交通の便)、あとは値段などがあげられるかと思います。

(ちなみにぼくは圧倒的に値段の安さを重視します笑)

 

 

そして、先ほどまで申しておりました、レビューというものがある種、別な方向からこの意思決定に影響を与えてくると思っています。

 

 

つまり、自分がした選択を確かめるための最後の一手になりうるということです。

 

 

もう少しわかりやすく説明しましょう。

 

設備や、場所や料金の基準をクリアしたとしても、レビューのせいで「やっぱり辞めた」となることがよくあるということです。

 

 

設備や場所や料金は足し算、引き算で考えられますが、レビューはいうなれば掛け算です。どんなにプラスを積み上げても、レビューで0を掛けたらそれはもう0でしかないのです。

 

 

ここで思うのは、

 

 

レビューはいい評価がたくさんあることよりも、

悪い評価がないことが大切だということです。

(もちろんいい評価も大事なんですが)

 

 

ぼくもAmazonで買い物するとき(Amazonばかり話題にしてすみません)、

 

「これはとても丈夫な商品です」という星5個の評価が10個並んでいたとしても、1つ「すぐに壊れました」という評価があれば、買うことをためらってしまうときがあります。

 

 

そのくらいレビューというものは大切なんですね。

 

 

JPRESERVEで働き始めて思うこと

ここで働き始めて半年以上経ちましたが、このレビューの重要性をひしひしと感じます。

 

月の予約状況を見て、料金設定をさせて頂くこともあるのですが、その予約カレンダーを見ると一発で分かります。

 

 

悪いレビュー1つで、予約が全く(ほとんど)入らなくなるんです。

 

大げさに言っているようですが、本当に恐ろしいくらい勢いが止まります。

 

宮本さんは割といろんなことを教えてくれるんですが、

 

ぼくが「ここ予約全然入ってないんですが、何かありました?」と聞くと、その原因を教えてくれます。

 

そして、その原因のほとんどがレビューに関係しています。

 

 

このお仕事をしていなければ、知ることがなかった世界です。

 

信頼で成り立つお仕事

レビューはいうなれば、信頼を表しているとおもっています。

 

いい評価をくれるお客さんも「この施設はよかった。これならおすすめできる!」と信頼を表してくれます。

 

 

ここまで書いてきたので、このお仕事が信頼の上に成り立っているということが分かっていただけたかと思います。

 

 

そして、そんなお仕事だからこそ、ぼくは宮本さんのやり方が好きです。

 

 

いつも、「地域の方に信頼されないと始まらない!!」という趣旨のことばを話しています。

 

 

ぼくも同意です。1番近くの方々に信頼されずに信頼の上に成り立つ仕事ができるとは思えません。

 

 

というわけで、少々無理やり宮本さんのお話に持ってきてしまいました。

 

ただ、本当に思うのは、このスタイルの民泊運営会社で働けてよかった!ということです。

 

 

これからも楽しみつつお仕事していきたいと思います!!

 

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございました!!!!

 

 

寒くなってまいりました。お身体にはお気をつけてお過ごしください。

(Jimpei)

清掃、予約対応、チェックインを久しぶりに実施しました。

こんばんは。

JPRESERVEの宮本です。

残念ながら今週の土曜日までが海外旅行者のピークと日本人の行楽シーズンが被る、尋常じゃない繁忙期(春以下)ですね。そのあとには年に3回やってくる正月までの閑散期がやってきます。

本日は、繁忙期の真っただ中で当社もスタッフもみんな休憩も出来ず必死にチェックインに向かっていました、今日は10件のチェックインがあり、施設外玄関帳場でチェックインをしたあとに家に送るお客様や、旧条例の施設の帳場でのチェックインと分かれておりましたが本日は日中から集中し、20:00頃には全てのお客様の出向えが完了して一旦は落ち着いている状況です。

当社事務所周辺ではあいかわらず、23時頃に入り方が分からず近隣のインターホンを押してしまうようなトラブルもあり、大正湯のお母さんからSOSなどがあったりと当社以外のフォローも行っていました。

実は、難易度が高いのは旧条例で、予想しえないお客様をいかにスケジューリングし、多くのお客様と重複しないように施設でチェックインを行うかがポイントになります。無論、お客様と個別調整をして時間割を作ることが基本となりますが、お客様も当社もそしてクライアントも目視できるチェックイン専用の予約システムが必要です。8割は人為的な動きで調整をするのですが、このシステムとノウハウが無ければ、今の施設外玄関帳場に来るだけという条例よりもはるかに難易度が高いんですね。(そして、きちんと出来ているか、確認することも難しいんですね。)同じ日に5件のチェックインを一人で、できるだけ少ない人員とスムーズな業務の流れでさばくことができるかどうか。これが物凄く難しいですね。

迷惑行為を減らし、キャリーバックの音を出さない。これを徹底してやるには新条例の施設外玄関帳場では逆にゆるいんです。旧条例でまともに施設でチェックインしようと思うと、施設で待っていた場合は半分は道に迷ったり、施設周辺に迷惑行為をばらまきながらやってきます。それを無くすためには公共交通機関の最寄りで待ち伏せて捕まえて連れて行くことが最も効果的ですね。その機能が施設外玄関帳場によってなくなってしまいます。ですので、当社はあくまでも施設外玄関帳場に来てから宿泊施設へお連れしています。まあ、目に見える話しですが、カギだけ渡してあとは自分で行ってくださいでは、物理的に近い所に人はいますが、京都の民泊で大きな問題になっているチェックイン初日の迷い人とゴミ。これの前者は改善することは不可能です。

 

さて、どうでもいいことを書きましたが。本日は私の大切な施設であるJPRESERVE Kyoto Baseについて書きたいと思います。こちらの施設についてはOPENまで4か月程度を住民様との協議に費やした、そして、行政の方にも大変気をもませてしまった思い出深い当社の1号店。当社のオペレーションの基礎はこの施設にあるといっても過言ではありません。当社の従業員も皆この施設はとても大好きです。

私は、超現場主義なので自分が出来る内容で、ベンチマークして組織をつくっていくタイプのようです。ですので、清掃、対面チェックイン全ての業務を一人で行うことができます。今日は忙しい中スタッフの皆には迷惑をかけましたが清掃に自ら入りお客様のチェックイン、そして注意事項の説明までを全て一人で行ってみました。

入念に掃除を12時から3時間程度かけて、隅々まで清掃、日ごろ清掃スタッフの方の目が行き届来にくい場所(お読み頂いている方ならご承知でしょうが、日常清掃と本格的な清掃は異なります)にも手の皮がむけてもカビキラーをし、見えない所も引きはがして清掃、蓄積された手が届きにくく皆がわかっていても手を付けないところなどなど、入念におこないます。

自分が清掃をしただけあって、お客様を出迎える時は「どや!きれいやろ!お金全然かかっていないしょうもない家やけど、あんたら迎える為に一生懸命したんやで!」っていう気持ちで出迎えます。

今日はタイのお客様でしたが、私達の注意事項の説明の背景に興味を持たれ、お地蔵さんへの迷惑行為への注意はどうしてそうなったの?なぜ、敷地侵入について説明するのか?日本人(京都人)の御隣との気遣いがどういう所から生じているのか興味は深い方でした。私が説明している最中もスマホでビデオを撮影されていました。いつかYoutubeにアップされたらどうしましょうかね。とんでもなく支離滅裂な英語で話しています(笑)

今日は出迎えるお客様のことを想像し、色々と2年前のOPEN時期を振り返り、お風呂の天井にカビキラーの薄めた液体で流し洗いしていました。(これがカビ防止にいいんですよね。。)ただ、頭上注意で、今日はつむじにカビキラーを直撃させてしまい、痛いし、かゆいし。明日の周辺の状況が気になります。

今日のお客様は、何故あなたの家はブッキングドットコムで☆が10ばっかりなのか。これは異常だ。とおっしゃっていました。私も良くわかりませんが、物件のしょぼさやボロさ、それは仕方ないですが、スタッフが心を込めて愛着を持ってお客様に喜んでもらえるよう掃除しているということ威張りました(笑)。たいしたことが無い家なんですが、照明が明るいので、髪の毛やホコリがめちゃくちゃ目立ちます。町屋の薄暗い民泊よりも、単価は低いくせに清掃の難易度は高いんですね。町屋なんて、清掃会社の中には布団を変えるだけで終わるところもありますしね(今まで見てきた所は多いですね。嫌な話ですが。)それほど、古い日本家屋と、間接照明がミックスされたときは、清掃の状況は非常にわかりにくいんですね。

 

ところで京都市の宿泊状況Airbnb調べですが。

上が稼働率、下が単価です。

11月25日のピーク以降、ガクンと下り、稼働率見込みは50%です。いかに、京都の民泊がキツイということはわかります。そして単価ですが、30%ほど急激に下がっています。これが2週間前までは11月25日頃と同じ単価を皆(京都市南区では)設定していました。京都市を訪れる観光客は減る見込みが無く、増え続けています。そのような社会情勢の中、民泊は逆に稼働率も単価も意匠をこらした物件もどんどん増え、ホテルよりも高い単価が設定されている状況です。つまりですが、この稼働率減は私達宿泊施設側の価格設定が高すぎて私達がお客様の民泊離れを誘引してしまった可能性が高いのではという疑問にあたります。

お客様は30日~40日前に予約を済ませるので、この11月25日~12月上旬のお客様については流入する見込み無く、奪い合う他無い状況になってます。4、5人位のキャパシティの宿泊施設の平均単価は10,000円~14,000円。裏を返せば先に売上を確定させたければ4、5名で10,000円以下の値段をつければバンバン予約は入ります。

民泊経営者の皆様、ここ2、3日で価格を大きくいじらないと大失敗が迫ってます。あとは年末年始の高単価だけが頼り!にならないうちに早めに対策を始めて下さいませ。

しかし、昨年のカーブよりも鈍化していますが京都への観光客が減っている気はしません。民泊の売りである、4、5人以上が同じ空間でアットホームに滞在しようとホテルを取ろうとすると、選択肢はスイートしか無い。しかし、民泊ならかなり安価に滞在費用をおさえることが出来る!

という、もっとも需要が強かった親しみやすい頃の京都の民泊市場へ戻していかないといけないのかもしれませんね。

このゾーンが行政や京都市民から望まれているどうかでいうと否でしょうが、私達だって、100均でいろんな物を買います、しかし○○書店なんかにいけば品質が高いものが700円位したります。そこまで必要じゃないものにあまりお金をかけたくないというのは素直な人間の心理。そこに高単価化していきたいという思惑、安売りしないという色んな政治的な思惑。すごくいいのですが、結局、消費者の流れは止まらないので、受け皿を用意してあげないといけない。

まあ、どんな商売でもおんなじですね。京都の料亭でいちげんさんお断りなどは風土ですし文化です。しかし、最近はじまった観光ブームにはそんなもの無いんですから、「しかたない。」ですね。

私達の仕事はどんなお客さんでも、今の京都に住んでいる住民さんが嫌なら、それはするべきじゃないから是正するし迷惑行為を起こさせない。それだけ考えれば、どんあお客様来ても、対応は一緒。それだけしか考えないので、お客様への特別なグリーティングや特別な接遇マニュアルなんかもいらないと思っていますし、ユニフォームもいらない。ニュートラルな状態で、来たお客様が友達が知り合いの感覚で宿泊し、この人にはあんまり迷惑かけたくないなと思ってもらうことだけ頑張ります。

お客様の方向だけ見て、見てくれやお客様の喜ぶことだけしてても長い商売にはならないですよね。

呉服の催事の囲み販売みたいに、宿泊施設でも京都は海外旅行者に同じことをしないようになって欲しい。。。原価5万の訪問着を金持ちマダムの手をギュッとにぎって着物を着せて座らせて立たせないでローン組ませて200万で売る商売を続けていた京都の呉服の現状は見ての通りです。

親しみやすい、ポリエステルのレンタル着物が成功しているのは、色々と京都としては煙たいかもしれませんが、お客さんに合わせて柔軟にした方が手軽に京都を味わえるんですよね。ってことです。結果的にその方がゼニを落とすんちゃうかな~と思う訳です。

それではまた

【祝九条 梅オープン】ぼくのJPRESERVEでの楽しみ

こんにちは!

 

そして、はじめましてJPRESERVEのJimpeiと申します!

 

個人でブログを書いておりましたところ、社長の宮本さんに「会社のブログも書いてみるか?」と声をかけて頂きました!

文章を書くことが好きなので、JPRESERVEでもこのような仕事をさせて頂けてとても嬉しく思っております。これからたまに登場すると思いますが、どうぞよろしくお願いします!

 

 

JPRESERVEで働き始めたきっかけ

 

ぼくは昨年1年間ニュージーランドでワーキングホリデーをしておりました。

 

さまざまな国の人たちと出会い、英語で会話することで、日本では考えられないような価値観と出会い自分自身の視野が広がったのではないかと思っています。

 

今年2月帰国しましたが、日本でも同じように外国の方とお話しできる機会はないかと思っていました。

 

そんな時、ゲストハウスで働くというアイデアが思い浮かび、その点ここ京都はピッタリな環境だなあとすぐさま確信しました。

 

色々なゲストハウスを見ていましたが、縁あってここJPRESERVEで働かせて頂くことになりました。今年の4月のことです。

 

JPRESERVEでの楽しみ

 

そんな経緯で始めたお仕事ですので、なんといってもぼくの楽しみはお客様と色々なお話をすることです。お話ができる1番大きなタイミングはやはりチェックイン時です。ぼくたちの1番メインのお仕事でもあります。

 

待ち合わせ場所で対面してから施設までの短い間ですが、こちらの問いかけ次第で面白いお話を聞くことが出来ます。

 

特に、少し珍しい国、例えばルクセンブルクとか、キルギスの方が来られた時がありました。そんな時は別に深い話をせずとも、どんな言葉を話すのかとか、気候はどんななのかとか、すべてが新しい情報なので、とても楽しいのです。

 

JPRESERVEの施設に来られるお客様の多くは中国からのお客様ですが、1つの国といえど広大な中国ですので、都市によっておもしろいことが聞けることがもちろんあります。中国語が話せたら、もっといろんな話できるのにと思うこともあります。

 

多様な国の人と会い、多様な価値観に触れることがJPRESERVEでの1番の楽しみです!!

 

 

最近のエピソード

 

最後に、そんな外国の方との交流の中でも最近あったエピソードをご紹介したいと思います。

 

 

こちらは先日オープンしたばかりの「九条 梅」という施設の初めてのゲスト様をご案内した時の様子です。

 

 

アメリカからのお客様でしたが、後ろにいる男性の方は関東のある会社で働いているとおっしゃっていました。なかなかの有名企業でしたが、英語をあまりうまく話せる人が周りにおらず、自分の伝えたいことが上手く伝えられないため、苦労していると話しておられました。

 

改めて、外国からいろいろな人が働きに来ているんだなあと感じたと同時に、言語が全く違う国で働く難しさを感じました。

 

お父さんはじめ、このファミリーには頑張ってもらいたいですね!

 

 

何よりお子さんがめちゃくちゃかわいい!!!

 

宮本さんと共に癒されました。

 

そんなわけで、「九条 梅」オープン初日はとてもいい日になったのでした。

 

 

最後に

 

これから、ぼくの視点で、JPRESERVEのお仕事について、書いていきたいと思っておりますので、暖かく見守って頂ければ嬉しいです。

 

 

ここまで、読んで頂きありがとうございました!それではまた!

 

(Jimpei)

 

はしかい南区ふれあい祭り/民泊経営者の皆さん11月は盛大にこけましたよね(笑)

皆様こんばんは。

JPRESERVEの宮本です。

最近も色々なことがありました。今日もコアな皆様にお届けする内容をお届け致します。

物足りないかも知れませんがお許し下さい。

 

◆南区ふれあい祭り in東寺

 

  

先日、11月11日、昨今の近隣の若手不足もあり、陶化自治連合より南区のふれあい祭りのお手伝いにお声がけ頂きました。お声がけ頂いた方からも「顔が売れますよ~」とお声がけ頂きましたが、少なからず、日ごろから間違い無くご迷惑や心配ごとをおかけしているので是非ということで参加させて頂きました。深い意味も無く、体が空いていれば行ってます。結構色々な町内、自治連合にお手伝いに行っていますが、面白いのがそれぞれ強烈な個性があるんですね。

個人的な感想ですし、こんな日陰のブログを御覧頂いたからと言って明日の話題にもなりませんので、率直に記載致しますが、それはそれは陶化学区の自治連合の皆さんは「はしかい」です。段取りがめちゃめちゃ早く、やりながら決めて行く。そして行動しながら素早く決めて行くことを美徳としているのでしょう。設営についても段取りの打ち合わせ無く、行動しながら帳尻合わせを行う、とても素早い準備・撤収でした。アドリブでなんでもやってしまう印象です。お手伝いに行きましたがすがすがしい疲れ。そしておいしいちぢみを頂戴致しました。色々な町内をお手伝いしておりますが、参加される皆さんの合意に重きを置く場合。参加される方の年齢や世代などペースに合わせる場合。様々ですが面白かったですね。

それはそれは過激な反対運動にあった町内の方も来られていましたが、地域コミュニティーや地域の関わりの深さを熱烈に訴えていた地域の活動家の方や政治家さんはここにも来ていませんでした。まあ、そんなもんですわな。

そんなことよりも、西九条の自治連合のおばちゃま達のお揃いのユニフォームはめちゃめちゃかわいかったですね。おしるこを作っていましたが、日ごろから仲良くしているおばちゃま達の学生時代のような笑顔や違う姿も見れ、なんだか嬉しくなってしまう気持ちでした。

これらのお祭りや催事ですが、高齢者の方ばかりが参加され(はじめた頃は若かったんでしょうね)もはや高齢者の方の自己満足だという声も聞こえます。確かに私も参加していて、私のような若手が来ているととびきり目立ち、感謝され、意識の高い若者だと認知されます。個人的には、形骸化しているという意見にも賛成ですが、この取組みを無理して続けるか、続けないかを考えると。無理して続けた方が良いでしょう。もし無かったら、私達の世代の意識高い系の人間が始めているでしょう(笑)。

確かに誰もしたくてこの催事をしていないし、しなければならない気持ちでやっています。そんな物には意味は無いとは思いますが、しかし、無かったらどうでしょうか?日頃顔も合わせなくなっている近所の方と一緒に助け合うことがあるでしょうかね?たぶん、有事の時、火災、地震の時にまっさきに動ける連携を取れますし、何よりもお互いのことを知っているというのは何かあったときに私達が不安にならないとても大切なことです。(なんだか社会貢献団体が補助金を受けるときの書きぶりになってきたのでもうやめましょう)

しかし、ひとことでまとめると、まさにふれあい祭り。なんでしょうね。

色んな私達が感じる印象を越えて、この取組みを行う主催者側の意図が、よく考えられているな。そんなことなんだろうな。と、感心した次第です。

 

ちぢみも美味しかったです。(^-^)

 

◆11月は知る人ぞ知る、民泊事業者盛大にこけています。

 

下記は当社の管理施設のカレンダーですが、11月25日まではほとんど100%の稼働率です。画面はAirbnbの管理施設の一覧ページです(斜線はBookingなど他のOTAです)。

見事に25日以降の予約が入っていないことがわかります。

例年、紅葉のシーズンは11月13日頃から徐々に価格が高騰し、そして11月25日~12月8日頃までの紅葉の見ごろをピークに価格が山なりになります。しかし、今年は、みんな大失敗です。山なりのピークに例年の50%程度しか見込み客がいない状況(Airbnbなどの統計データ)となりホテルなどの宿泊施設の増加も相まって(いるのでしょうか)例年、多くの業者が通常の3倍程度の値段をつけましたが、盛大にこけています。

例えば、先週日曜日(11月4日頃まで)時点では繁忙期の11月25日~12月8日の価格について、例えば普段10,000円(5名)で宿泊を受け入れているような施設は35,000円をつけていました。誰もが「あれ~おかしいなぁ・・・」と思いつつこの日まで我慢していましたが、翌日の11月5日月曜日は一斉に価格を下げ始めました。普段であれば11月30日、12月1日の土日なんかはカプセルホテルでさえ、10,000円を取るような期間です。それが一気に半額、三分の一をつけはじめました。

当社も漏れなくあおりを受け、下記のような状況で、11月25日以降は稼働率50%程度で予約が埋まっていない状況です。これほど毎日価格を触ったことがありませんが、毎日、毎日にらめっこしている状況です。こんなに価格設定で苦労をした経験はこれまでありません・・・。

どんなにタダのような値段をつけても入らない=お客様がいない

これは旅行者が減っているということで、取り合うお客様がいないということです。11月末の観光客ピークは今年の京都では昨年ほど見られない状況になるでしょうね。。。台風、地震、そして京都は11月末は宿泊施設が高すぎた為、旅行日程を前倒しし11月22日頃にピークを迎えってしまっている状況になるのかと思います。逆にピーク後の15日以降は例年より少し良い感じです。

安い、それなりだった民泊も、手の込んだ素晴らしい物が増え、気軽に宿泊できる環境を激減させているのだと思います。(当社も含めですが)

賃貸料の高騰、高額な投資、宿泊税、法令対応コストが宿泊代金を跳ね上げ、三位一体でお客様離れを産みはじめている(かも)しれませんね。

こうなると、行楽の日本人の土日の直前しかありませんね。こんな時に楽天、じゃらんしときゃよかったな~と思いますが、日ごろは迷惑な予約しか入らないので難しい所ですね。。。ホント。

 

◆冬がやってきますね。

ゴキブリ、ねずみなどひやひやさせられる夏のシーズンもおわりましたが、次は底冷えする京都の冬です。

エアコンフィルタの掃除など、早めに暖を取れるように準備を始めています。今年も寒いんだろうな~。

 

当社施設の冬バージョンべッディングです。

 

 

それではまた。

リスティングの掲載が泊まりたく、無くなるような内容ばかり

こんばんは。

JPRESERVEの宮本です。

11月の繁忙期を前にして、少し静けさが当社にもやって参りました。殆どの同業者の方が「11月が来ますね~・・・」とともに、12月上旬から中旬の閑散期を除き、年末年始の強烈な時期がやってきます。当社はシーズン問わず稼働率は80%を落とすことが有りませんが、このシーズンが怖いのは、高単価で予約が獲得できるので、わがままなお客様が多いシーズンです。そもそもAirbnbなどの民泊サイトを主力としてますが、この時期はBooking.comの露出強化も相まって比重が傾きます。何が起こるかというと、高級ホテルと思って来てしまうんです。もともと民泊は相互の信頼関係を前提にした商流があり、お客様もある程度、こんなもんですよね、という認識で安く泊まる訳です。しかし、この時期は違います。そもそも安くお得に民泊を選んで素敵な旅行にしようと思う、そんな素晴らしい人はこの時期に旅行をすることを控えますので、行楽に行く私達日本人と同じような感覚で宿を選ぶ人が、ホテルが取れないために仕方なしに民泊に流入してきます。そして、このシーズンのお客様は髪の毛やホコリが家に落ちていようものなら憤怒し、返金、リロケーションを要求するレベルの高いユーザーで、高価格に見合うものを要求してきます。

はぁ・・・とため息をつくのは、そういうストレスがこの時期には有るんですね。きちんと清掃も滞在に必要な充分なご用意をしても、満足しない方が大変多く来られます。毎日掃除が有ると思っていた!!すぐに掃除に来い! 等々、募集している条件以上のことを普通に求めてくるし、それが実現しないと怒っちゃって、一日対応に苦慮するなんてことも日常的に発生する訳です(笑)

今回もコアな皆様に御紹介です。

 

◆リスティングに強烈な表記を当社は行っています。

 

そうなんです。

 

今後の2大、行政の民泊の重点指導項目が対面対応とゴミ、なのは皆さんご承知の通りですね。攻略していくことを考えないといけないという意識では捉えないでくださいね(笑)

対面対応を行うとなると、必然的に深夜の対応は経営を圧迫します。そうなると、22:00以降のチェックインはそもそも受付できないという方針にたどり着きます。まともな会社なら・・・。まともな会社であっても、深夜のチェックインは殆どの会社が翌日の朝に宿泊名簿の回収とパスポートの写真を収集しにいく。この、深夜にキャリーバッグをガラガラ、、という事象を最も防がないといけないのですが、その時間帯は社会通念上に働かせることは望ましくない時間帯となります。ここが多くの経営者を悩ませる所ですね。まともな企業なら、重点的に配慮をしなければいけない問題です。

我ながら凄まじいことを書いています。22時以降は待機時間×4,000円、そこまでするかぁ・・・という内容です。

 

それだけでは終わりません。。。。

 

◆ゴミの分別は出来ていなければお客様に追加料金を当社は請求しています。

こんな、えげつない表記をすることを最初は戸惑いました。掲載後に「ゴミの分別がわけわかんないからキャンセルする!」など、言われたことも多数です。それでもやるしかない。

それでも予約は入ります。

そしてチェックイン当日、恐らく、私達の注意事項は半分くらいのお客様しか事前にきちんと確認しません(確認している人は本当にすごいマナーの良いお客様です)そんなお客様にゴミの分別を説明すると「Fuck・・・Oh my god」といってしぶしぶ協力してくれています。屋外での騒音問題、パーティー自粛などよりよほどお客様にとって予想しえない次元の指導(滞在時の注意説明)でしょうね。

 

それでも予約が入ってくれている。どこまでお客様に滞在時の苦労を強いるか、これ以上は限界に思います。それでも、当社の管理施設に泊まって喜んで頂けることは大変ありがたいことですね。

 

当社の告知内容は、他社さんが行うことの無い異質なものなので、予約の入り具合にも大きく影響しています。そしてAirbnbで推奨するスーパーホストはセルフチェックインが出来る施設を条件にしています。何故、一生懸命厳しい法令に対応する事業者が損をして、ユーザー目線に特化し、法令を守らずの施設が優遇されるのでしょうね。そんなこと言っても、誰も助けてくれないですし、悔しいですが、頑張るしかありませんね。

宿泊施設のすばらしい宣伝文句を色んな事業者さんはまず書いていますが、当社はチェックインの時間を固定することと、ゴミの分別のことを書いています。お客様にとってはどう印象を与えているかわかりませんが、それでも予約は入ってくれる。

時々、なんで当社を予約するの?と思うくらい、自分でも疑問に思いますが。それでも当社の管理施設に宿泊することを楽しみにしている人がいる訳ですから、これからも必死に頑張りたいと思います。時々、思います。。。。お客様はなぜ「こんなに制約が多い弊社の施設を予約したのか」、無論こんな制約の多い施設は私自身なら予約しないと思います。今は自分でしているから当たり前に思えますが、当社の施設ははっきり言って、他に比べて過剰な要求をお客様やオーナー様に強いています。

この人にここまで言われたら協力しようかな?ひと肌ぬいでもいいかな?と思える時ってありますよね?それを毎回感じて頂けるように、私達は頑張ってやるしかないですね。スタッフの皆も頑張って今日もゴミの分別をサンプルを持って説明します・・・

最近「ゴミを持ち歩いてチェックイン対応に行きたくない!と皆言い始めました」

そんなこと言わずに、私が丹精込めてどこに出しても恥ずかしく無い、美しいゴミなんだから。となだめて今日もがんばります。

 

それではまた。

施設外玄関帳場×簡易宿泊の許可取得3件目にしてようやく自社物件。

こんばんは。

JPRESERVEの宮本です。

施設外玄関帳場つき簡易宿泊所(と言えばいいのでしょうか?)、まだ誰からも、この形態の呼び名を聞いたことがないので言いずらいですね。そのうち、簡宿(かんしゅく)とか呼ばれていたように、施設外簡宿(しせつがいかんしゅく)とか、外帳場簡宿(そとちょうばかんしゅく)とか短い言葉になるんでしょうね。

新しい京都市条例が周知された6月15日、外帳場つき簡易宿泊所の当社の最初の施設として、JPRESERVE西岩本町は計画致しました。

      

看板は6月15日以降でしたので、当初の行政の指導に則って、施設外玄関帳場での計画を進めました。(今となっては、経過措置期間の9月15日までに看板を立てていればという軟化した対処で統一されていたようで・・・。しかしながら現在の施設外玄関帳場は必要な事務所として準備を進めていたので、この宿に帳場を作るか、施設外玄関帳場に帳場を作るか、どちらが安かったかと考えると。。。うーん・・・5倍位、施設外玄関帳場を作る方がお金かかってますね(笑))

こちらの施設、もっと早くにOPENしたかったのですが、大雨、台風、地震で工事担当者の方の稼働が確保できず、7月竣工予定から9月末竣工になり、伸びに伸びて10月中旬に完全竣工。。。。垂れ流した損失180万円。当社の経営にまさに甚大な被害をもたらしました。私は今、施設外玄関帳場で寝泊まりしてますが、本来そこに交代で勤務できる正社員ももちろん雇用できませんでした。暗い話なので、やめましょう!

3件目になると慣れてきた感じもあるのですが、許可番号600というきりのいい数字で頂けて感動です!

 

累計、3件目の弊社の(仮称 外帳場簡宿は、それはそれは、手間暇かかってます。

基本的には当社の民泊の周辺にいらっしゃる住民様より町屋を作る時に置いて~と頂いたものを中心に殆ど作られています。以前、掲載した着物のタンスなどもです。コーディネートも今回はケチケチで私が行いました。ですので、随所に考えつくされた(というより悩んだ)作り手側の気持ちが感じて頂けるような施設になりました。工事の方も職人さんが大事に大事に、でも安く!ということで、本格的な町屋リフォームでは無く、高い材料もふんだんに使えていません。ですが、同業者の方が見たら「頑張ったね~!」という内容だと思います。家の傾きをそのままに、寝室を平坦にしているなど。随所にぎりぎりのラインで頑張った後が目に取れます。あとは出来れば、家族ずれで、素晴らしい思い出をお子さんと作って欲しいということでわが子や妻にも無理にお願して登場してもらいました。

昨日許可を受け、本日、近隣の皆様に挨拶を行い、旅館業の種別の看板や、周辺の人に営業が始まったことをお知らせするポスターを張り、全て準備が完了です。

この施設は頑張ってほしい!

 

それではまた!

施設外玄関帳場の簡易宿泊所 許可第1号 / 行政指導について

こんにちは。

JPRESERVEの宮本でございます。

施設外玄関帳場と該当する簡易宿泊所の許可がようやくおりました。

許可証を見たときに感じたことはとても感慨深いものでした。これまでオーナーに代わって民泊代行を行う中で幾度となく許可証を見てきましたが、このように、弊社の情報が入ることは経験がありませんでした。名実ともに認められたということと、この物件と運命を共にし、責任も共にするという重さも感じます。

また、この物件についてはその他にも思い入れが深いのです。北京の投資家(女子で年齢も私と同じ位の2人組)が直接中国の規制をかいくぐり、VPN経由で米国のサーバー経由で弊社に直接コンタクトをとってきたのです。それだけでは無く、コーディネートも調達も設営も家族を連れて設営をするというケチ・・いや、真面目さぶり。日本中、直接コンタクトをとって返信してくれたのが当社だけだったとのことです。それだけで選ばれたのはなんだか悔しいですが。さておき、許可を取って「許可済み物件」として転売する中国の投資家さんに比べて本当にひざを突き合わせて今後の経営を話し合えるオーナー様です。一緒に住民様への挨拶も行きました。もちろん当社のスタッフと私がついて何を言っているのかコミュニケーションを円滑に進めましたが、お土産に甘栗まで買ってきてくれて。もうちょっといいもの買って来たら?と思いましたが、近所のおばあちゃんが「お嬢ちゃんたち、これくれるの?ありがとうね。お気ばりやす」と声をかけてもらったことは、言葉が通じなくても気持ちは伝わるんだなと感じた次第です。私も彼女たちの等身大のお付き合いを住民さんとしようとする姿勢に心を打たれました。当社は彼女たちの日本国内の納税義務を背負うことを決めましたし、税務も変わって行うこと良しとして判断しました。

初めての施設外玄関帳場で稀有な出会いと信頼関係を構築できたとても嬉しい事例です。

 

◆初めての、行政指導を受けました

当社は完全法令対応をかかげこれまで実施してきておりましたが、当社の管理する簡易宿泊所が収容人数超過、帳場の撤去、建築基準法上利用してはいけない部分の利用、消防法令違反で保健所、建築審査課、消防署の3者より厳しく、重い指導を受けました。物件が増えるにつれ、私が直接現地に行って確認することも減少してはいますが、気づいて是正をすぐにオーナー様へ依頼すれば対処を厳しく取れていたことですが「わかっていてやっていたんでしょ?知ってたんでしょう?と言われた時。わかってやっていました。としか言えません。」

これまで、当社は最初から法令対応、対面チェックインしかしない。セルフチェックインしてくれと依頼されればお断りする。帳場を取ろうものなら付けてくれないとしませんと言う。何より住民対応をうまくこなしてくれ、説得してできるようにしてくれなんか言われようものなら他をあたってもらう。収容人数オーバーを要求されたらお断り。緊急対応などの費用をケチる投資家様とは、これまでお付き合いを重ねていくうちに分かれば、こちらから決別して参りましたし、投資家目線で得になることよりも、地域の方と一緒に施設を運営していくんだという気持ちで、それについてきてくれるオーナー様だけお付き合いをしてきました。

こんなことがあって、結局、法令を守らずに様々な仕事を受けていれば会社としてはもっと成長できたでしょうし、今頃、法令に対応する体力もついたと思います。

しかし、情けなくて恥ずかしい。

結果的に1つの法令違反で、これまで他より儲からなくても当社に任せ、住民優位の考え方に賛同頂いてるオーナー様には申し訳ない。

色々な場面でJPRESERVEが民泊運営したら他の民泊と全然違う、キャリーバックの音がいっこもせえへんねん!と色んなところで宣伝してくれたり、この施設に花かざって外個人に見てもらうねん、と当社の物件を楽しみにしてくれている近所の住民さんに申し訳ない。

結局は当社も他と一緒でした。「儲かるなら、ばれない様にすればえんちゃう。」

3年頑張ってきましたが、これからまた一からやり直しです。

法令の改正、ゴミの分別、宿泊税などによって致し方なく当社より廉価な代行事業者様へ移られる方も増えています。そんな中、許可だけとって違法な運営をするしか収益を保てなくなるケースも増えてきていると聞きます、代行を受ける前から赤字になるだろうと予想できるケースも増えています。

そこで安易にはいはいとOKを出せば簡単に儲かるビジネスです。法令対応をすればするほど先細っていきます。真面目にやればやるほどどんどん儲からない商売になっていっています。

しかし、より一層、襟を正して頑張っていこうと思います。民泊には地元と一緒に商売ができる唯一のビジネスです。若手の空洞化、働き先を提供できる商売です。今後、どうなるかわかりませんが、信じて頑張るしかありません。

 

信頼してついてきてくれ当社を誇りに思ってくれていたスタッフ、無理な要求にしぶしぶお応え頂いた投資家様、住民の皆様、本当に申し訳ありませんでした。

これからも頑張っていきたいと思います。よろしくお願い致します。

ゴミの完全分別と適正廃棄について

皆様

大変ごぶさたしております。JPRESERVEの宮本でございます。

先日、10月1日より当社ではゴミの完全分別の取組みを開始致しました。こちらを見られている方は、ピンと来られていると思いますが、現在、民泊に対して特に、事業ゴミの収集契約について積極的な行政指導が行われているのはご承知のことと思います。また、収集契約しようにも、収集業者が民泊の収集を受け付けない(要は事業ゴミとして徹底的な分別を行政が指導しており、そのまま出てしまう民泊のゴミはお断り)。

という状況が見られています。収集業者さんも小規模の所は、実態を理解せよと強く行政に申し出て、比較的非分別でも受け入れさせることができる力のある会社さんもいらっしゃいますが、皆さん口をそろえて「京都市のスイッチが入れば無理になります」という言葉です・・

当社も予備知識も無く、民泊を始めているので、もちろん「弊社が事業主で無い施設であっても、清掃担当者が持ち帰り」しておりましたし、住民様へご迷惑をかけない為と思って現地から運営代行施設のゴミを持ち知らずに持ち帰りしておりました。

ところが、こちらは、違法なんですね。本日は細かなことは割愛しますが収集運搬の許可を持たない者がゴミを持ち運ぶことはできないんです。

今、色んな民泊の運営者の方が、実態に即さない、これは実際の運営をわからずに公務員の担当者が杓子定規に決めている。絶対に不可能だと、様々に働きかけられているようです。しかし、赤信号みんなでわたれば・・・の状態で言いたいことを言うのではなく、一回は、戻って赤信号で止まってみましょうというのが当社のモット―。ゴミの分別にお客様、弊社スタッフともども取り組んできたことをご報告しようと思います。

◆分別のマニュアルと分別のレクチャーについて

以前、皆様に告知(誰が見ているのかわかりませんが)当社の作り上げたゴミ分別マニュアルを公開し、広く活用頂きたいとお約束しておりましたので、UPさせていただきます。

こちらは実際に民泊を利用するお客様が日本に来て特に買いそうなものを買い、実際に食べて、その後の適正処理を当社みんなで行いマニュアルにしたものです。今では食べ物を買うときにゴミになることを考えて買いますし、リフォームをする時もゴミを最初から分別することを意識してゴミ捨て場の構築から行うようになっています(笑)

お伝え遅れましたが、民泊に特に指導が行われているゴミについて概ねの種類を記載致します。特にやっかいなのが廃プラを含む、産業廃棄物です。マニュアルを見て頂くと殆どそのことに始終しています。行政が注目するのは再生可能紙が1位、プラが2位です。紙は比較的簡易に分別ができます。

①一般廃棄物 いわゆる燃えるゴミです。この中には、ビニール袋、プラスチックなど、化石燃料から合成された製品は入れることが一切できません。収集業者さん自体もこれを持ち帰って市のクリーンセンターに持ち込むときに非分別だと受け取り拒否、ひいては行政処分を受け始めているので結構シリアスになりつつあります。

②産業廃棄物 私共、市民の分別とまったく異なる概念なのが、この産業廃棄物です。通常、リサイクル資源として回収している廃プラスチックは、事業ゴミでは産業廃棄物として扱われます。そして、こちらで最も恐ろしいのは、「生ものがついているもの」は一切受け取り拒否になってきています。どんな物でもごちゃまぜと言っては語弊がありますが、そんな状態で処分できるものが産業廃棄物。しかし、これに、生ものが付着して臭気を発するものは一切受け付けしない。そしてこれは、一般廃棄物のようなかなり安価な定期収集という形は無く、専用の廃棄物運搬車と処分地が必要となり簡単に言うとかなり一回あたりの収集と処分は高額です(量によらず1万円程度)。事業主自身が回収し、産廃処分所に持ち込めば、軽トラック満載でも2,000円かかりません。要は、この仕組みが、施設に大量の産廃をストックできるだけし、限界まで溜まった時に別途、産廃収集を依頼するという構図を生み出しています。

⇒コンビニ弁当、ラーメン、サンドイッチの包装ビニール、ヨーグルト等々。民泊を利用される方に大人気なコンビニ食材はほぼほぼこれらでしめられています。これが最も難しいゴミで、結論から言うと、お客様に徹底した分別と洗浄をお願いし、当社でもそのチェックを行い、できていなければ徹底して対処しなければならないという状態になります。もちろん、長期保管を行う為、安易な洗浄では、保管している間に臭い、腐敗、虫の発生などを招きます。

③スチール缶④アルミ缶⑤ペットボトル⑥再生紙⑦ビン(ガラス類)他にライター、電池などの危険物。これらの分別は非常に簡単です。

分別マニュアルについて(本来は5種でいいのですが民泊において、お客様に伝えやすく、清掃担当者が適正に分けやすいよう7種にしています。あくまで営利目的でなく、社内用の無料でのおすそわけということで著作権の部分で指摘があればすぐにクローズする予定です(笑))

https://drive.google.com/open?id=1ti2iG_dGrlfErwFxmh_DSHHuIsYl2hwR

思いを同じくした民泊業者さんに活用頂きたいです!

◆取組み開始までに2か月の社内スタッフと分別、廃プラ洗浄の日々、ゴミのサンプル作り・・・

こちらは当社のスタッフで食べた物を洗浄した廃プラ類です。

こちらをお客様のチェックイン時にバッグで持参して説明します。このサンプルを作るのも大変です・・・

普段食べないカップラーメンなどもそうです。有名店の・・・というネーミングがつく商品は難易度の高い廃プラが集中しています。

そして、日本のレトルト技術に驚かされます。大変丈夫で、液体などが滅多なことでは漏れない!すなわち、ゴミになったときには非常に洗浄の難易度が高いものに生まれ変わることを意味します・・・

 

◆お客様の反応

わかりきっていたことですが、クレイジーだ、ばかなんじゃないの!?という言葉で始まります。そりゃそうです。ゴミを綺麗に美しく仕上げるのはどこの国でも行っていません。私達もお客様にクレイジーなお願いです。と言います(笑)

しかし、京都の法令はとても厳しいこと、そして、あなた達がしなければ当社のスタッフがそれを行うこと。そのストレスやや作業時間を考えてもらっています。

厳しいですが、非分別のお客様には3,000円の罰金を科すことも周知しています。

 

◆結果に歓喜しています。

結論から言うと、2割のお客様が完璧に廃プラを洗浄した状態で、適正に分別した形に協力してくれています。

そして、他の6割の方は、完璧では無いにしても、何等かの努力が強く感じられます。(種類分けは殆どできている状態です)、悲しいことですが残りの2割は協力してくれていません。(というかゴミが異常に少なく、買ったコンビニなどにゴミを戻しているパターンと外食に統一するパターンです)

これほど清潔な状態でゴミを出していただけるとは当社も驚いております。もちろん、毎度清掃の時にはゴミ分別の専門スタッフが向かい再分別、適正な洗浄を行うなどの「仕上げ」が必要不可欠ですが、想定した以上にゴミの状態が良いです。

 

●これはお客様が洗浄して廃棄した廃プラです。

ゴミ袋を見て頂ければわかるかと思いますが、UFOらしきものを食べていますが、ゴミ袋には一切付着していません。

このように整った状態で捨ててくるとは思わないでしょう?これが結構な頻度で続きます。クレイジーだ、クレイジーだと言われても。

「やってくれる。」本当に感激です。

 

●産業廃棄物(廃プラ)保管庫の様子

これは、寝室の押入れに作った廃プラの保管庫です。ベランダや、収納も無く、玄関先も一般廃棄物のストッカーがあるので、必然的に室内における限りの産廃保管ボックスを設置します。お客様には扉の鍵をしめて見せないようにしています。こちらの見た目は悪そうですが、顔を入れても清潔感の匂いがする「お客様と弊社のスタッフが手塩にかけて仕上げた美しいゴミ」です。

●一般廃棄物

これは、10日程度のお客様の一般廃棄物(もえるゴミです)。この間、お客様は5名グループが2組来ている状態です。こんなにも燃やせるゴミが僅かなのかと改めて驚きます。いかに、日本のゴミ、私達が排出するゴミはプラスチックで構成されていることがわかります。燃やせるゴミは私達の身の回りには殆ど無いということですね。

余談

私のよく出入りさせて頂いている処分所では、夕方5時の受け入れ終了後、この廃プラを汚れている物、汚れておらずクリーンセンターへ出せる物を従業員の方々全員で仕分けし、はねている光景は本当につらい仕事だと思います。私共と扱う分量とは格段に異なるのですから。そのような状況になっている状況でありますが、ゴミの分別・収集についての業務が増えることを打診してもなかなかご理解を頂けないオーナー様もいらっしゃいます。事情は理解はできるのですが、「はじめからしなければいけないことが出来ていないのだから、対処することが当然」ということへ改めて気づいて頂きたいものです。

また、一生懸命洗浄して美しい廃プラを、産業廃棄物として廃棄しにいきましたが、パッカー車へ吸い込まれていく様子を見たとき、あんなに美しく「売ってもいいほど」と思える、手塩にかけた廃プラを見て、とても複雑な思いでした。

ホテルや集合型の施設では、専門の従業員の方が集約されたゴミ置き場で分別することは可能です。しかし、50㎡程度の民泊で、これを行うことはほぼ無理と言ってもいいでしょう。しかし、限界まで頑張ってみた結果、なんとかやれるということを実感し始めています。本当にここまで協力してくれる宿泊者の方には感謝の気持ちでいっぱいです。特に中国の方は、事前に出国の際に国からこれらの教育を受けているのであまり驚かれないそうですが、当社の分別には異次元の物を感じるようです。しかし、彼らは一番協力してくれています。まあ、ご想像しやすい点としては、これらに一切協力を示さないのは日本人のお客様です。わかっていたことですが、なんだかやるせないですね。

また、そもそも、施設を新たに開設する際にはゴミのことを先に考えておくということも今後のキーワードです。

 

当社は対面で、いかなる場合でもチェックインの時に会って、注意事項の説明とパスポート情報の取得を行っております。何より、迷惑行為を徹底して防止する目的があり、多数の施設を管理する中でこれらの調整ができるスキームやノウハウを作り上げるには大変な時間と、なによりも多大な教育時間を割きました。しかし、今回のゴミの適正分別は、それらよりもはるかかなたの次元に存在する高い高いハードルでした。

法令に対応することを真摯に行っていますが、当社がオーナー様に提示する額は、上記にあげる対面チェックイン、ゴミの分別を行わない企業よりも高くなっていかざるを得ません。当社のポリシーについてきてくれているオーナー様にも宿泊税の負担増もあり、限界が近く、違法な運営をされる会社へ委託替えを行うオーナー様も出てきています。正直に真面目に法令通りにやっていても、他がやっていないのだからそちらに流れる。悲しいですが、京都全体がそのような状態です。まじめにやっている者がバカをみる。そんな状態に、もはや、なってきています。

引き続き頑張ってみようと思います。これ以上はもうないと願いつつ。そして当社の方針を貫いて経営が成り立つのか。京都全体がそのようにならなければ引き続きバカを見る状態は続きます。

それではまた。

 

PS

当社の施設外玄関帳場とセットで許可申請をした直営施設が完成しました。はじめての当社の町屋タイプで、戦前の航空写真にもある、井戸のある家です。昨今主流の天井の高い、現代風町屋ではなく、ガチンコの町屋です。天井高は2mありませんし、建物前後の妻入りの屋根の仕様で普通に2Fは天井が傾斜していますので、2Fの寝室ではしょっちゅう頭をうちます。日本人の平均身長が170そこそこの時代の物で、現代には合わない、不便な物です。それなのに、玄関は異常に広く、入ってすぐに吹き抜けを設け、そこで商売をできるようにしてあるのは、京都の商売人の見栄が感じられる、まさに「そとづらばっかり気にして作った家」です。見た目も中身もほんとに京都人のどろどろした部分をわかる人は感じれる(笑)町屋になっております。本当は町屋条例の適用も受けれたと思いますが、施設外玄関帳場を使う事で帳場もいらないので、同じことなので施設外玄関帳場つきの申請で進めました。

営業許可を受け次第、募集を開始しますが、レビューに頭を打つ家!と書かれるんだろうな~。

この施設が様々な国の方に京都の昔の暮らしが本当は不自由なことが、逆に受けることを願いつつ。果たして吉とでるのか。吉になってもらわないと困りますが、当社の愛する施設がまた一つ誕生します。

住民様との絆について

こんばんは。

JPRESERVEの宮本です。

今日はたまたま、知り合いの方から聞いて、大変驚いた件についてです。

私の会社では、京都市の条例改以前はいわゆる20分程度の駆けつけ要件に基づいて簡易宿泊所の開設を行っていました。

本日はダイレクトに上京区一番町のお話しです。

「住民パワーで止める」と銘うった記事、こちらに当社の名前も掲載されております。

たまたま、共産党の支持者の方からJPRESERVEさん、結構な事書かれてましたね・・・・どうしたの?一体何が有ったの?最近、御社のJPRESERVEさんのことで凄く、共産党の方から調べられました。JPさんの所は、他の民泊とは全く違うし、新聞に出るようなトラブルも一切ないし、なんだか、すごく執拗に調べているみたい・・・気を付けてね。

はっとして調べてみましたが、私の会社の名前やオーナー様の名前も弊社や、オーナーの許可も無く掲載されていました。別に書くのは問題無いと思いますが、公けに掲載されるので、お知らせなど、普通はあるものでは無いのでしょうか。法人ですからまだフィルタ―はありますが、個人だったらとんでも無いです。

 

これまで幾度となく言ってきておりますが、住民さんの迷惑になるようなことがあったら滞在者を帰らせる気持ちでやっています。

こちらの一番町においても一人一人の住民さんと対話の姿勢を変える気はありませんし、路地奥の防音対策や迷惑行為に対しても個別に検討を重ねていました。

固有名詞で言えるほど、個人に合わせた具体的な施策を検討しました。連棟家屋における建築基準法もそうですし、何よりも、隣の方が迷惑に思う程度はまちまちなんですから、それにあわせて全て対応する、きっと地域の中で皆さんが民泊のイメージと180度違うものを見て頂きたいと思っていました。

ところが、オーナーの自宅宛に(どうやって調べたのでしょうか・・・)皆さんからの署名と封書が届くなどもあり。オーナー様は奥様ともども怖くなり、憔悴して経営を辞退されました。

2歳のお子さんもいます。

こちらの町内の方では無いのですが、建築協定を推進される方から何度も電話でこの件が弊社の為にならない、開設するならそれ相応の覚悟をして下さい。という脅しのようなお電話。

共産党の議員の方から、JPRESERVEさんは他で素晴らしい実績をあげていらっしゃいますが、ここだけはどうか止めて下さい。オーナーが憔悴し、事業の取止めをお知らせした際、どこから聞かれたのか、「御社の英断、大変感謝致します。」というお電話を頂きました。

私は、コミュニティーに根差すことが必要な京都の民泊という商売は、共産党さんの考える、安心安全な高齢者の暮らし、古き良き町のコミュニティーを再構築させる仕事だと思っています。

それがこの仕事での、お客様のサービスを維持する上で必要なことなのです。他の事業者の方が酷いのは知っています。ですが、同じにしてほしく無かった。。。政治の材料にしてほしくなかった。。。皆さんのこと、とても信頼していましたし、一緒に地域のことを考えれる関係でありたかった。。。

また、この件、心配しておりましたが、私の子供は京都市在住です。妻には申し訳ないですし、子供は回りの人から何と言われるか。

そして弊社がどのように地域とともに民泊を考えているか、実践しているかも、再三、本当に何度も何度もお伝えしましたが決して見に来てはくれませんでした。

本当に一方的に型にはまった会社として見られたことはとても残念です。